2017年11月01日

FRG-7 その6

バンド切り替えのカップリングを交換。
ついでに、プリセレクターのカップリングも交換。

どちらも、バリコンが入り切った(最大容量)時に、表示のはずれにある三角形のマーカーがラインと一致する様にします。

DSCF4619-2.jpg

まずは、バリコンを入り切った状態にして、裏から表示を指で持ち上げる様にすると簡単に調整できます。

その他、IFや色々マニュアルに載っている方法で調整。
調子を見る。

また、トーンコントロールのスイッチが、接触不良を起こしているのを発見。
何度も、切り替えて接点を磨いて見る。
取り敢えずは、問題ない程度になったので、スイッチの分解整備はパス。
このスイッチは、二回路三接点のトルグスイッチです。トルグスイッチで中点で中点用の接点を持っている物は、最近では見かけません。
隣にあるアッテネーターも同様。

9Mのラジオ日経が、受信できた。SDRでは、受信出来ていないのでさすがは、「受信機」である。

局発(VFO,バンド切り替え)の調整に当っては、SDRが活躍しました。
超高感度のスペアナです。回路に接続せずとも近傍にアンテナを置いておくだけで様子がわかります。トリマーやコアを回すと周波数が上がったか下がったか、一目瞭然です。

バンド切り替えのロック表示の「LED」の表示についてチューニングが合った場合「点灯」するのではなく、「消灯」するのです。これは、何となく逆の気がする方が多い様です。私も、同様に感じる所ではあります。
しかし、照明を消した場合、「正常受信時に於いて一切の光を出さない。」と考えると妥当かも。
オーディオトーンコントロールも、入力アッテネーターも中立が標準になっていますし、設計者の強い思いが伝わってきます。
posted by kuma SF-Z at 00:00| Comment(0) | 日記
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